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病児保育室「キッズケアHanane」開室1周年を迎えて
本日、2026年3月25日でたけうちファミリークリニック併設病児・病後児保育キッズケアHananeは開室1周年を迎えました。
小児科クリニックを開業してまず痛感したのは、病気の子どもを抱えるご家族が、想像以上に大きな負担を背負っているという現実でした。
発熱や体調不良で登園できなくなると、親は仕事を休まざるを得ず、家庭全体の生活に影響が及びます。
働くお母さん、お父さんをサポートしたいという想いから病児保育をスタートし、手探りの中で歩んできた1年でした。
病児保育は“預かり”ではなく、支える仕組み
病児保育は、単に子どもを預かる場所ではありません。
体調のすぐれない子どもが安心して過ごせること、
そして親が安心して仕事や日常を続けられること。
その両方を支える仕組みです。
当院では、保育士と看護師が連携しながら、安全性を担保しつつ、子どもの気持ちに寄り添う環境づくりを大切にしてきました。
「仕事を休まずに済んだ」
「安心して預けられた」
そんな声をいただくたびに、病児保育が地域にとって欠かせないインフラであることを実感しています。
回診で感じる“診察室では見えない顔”
病児保育を始めてから、私の日課になったのがお昼休みの回診です。
診療の合間に子どもたちの様子を見に行くのですが、つい一緒に遊んでしまう(遊んでもらう?)こともあります。
病気でしんどいはずの子どもが見せてくれる笑顔のおかげで、午後からの診察も頑張れています。
そしてここで気づかされるのは、診察室では見えない子どもたちの姿です。
保育の中で見えてくる性格や過ごし方、家族との関わり方。そうした情報が、日々の診療にも確実に活かされています。
スタッフとの距離が縮まる場所
病児保育のもう一つの大きな価値は、スタッフと子ども・家族との距離が一気に近づくことです。
看護師や保育士が日常的に関わることで、よりきめ細かな対応ができるようになりました。
子どもと家族にとって「この人がいれば安心」と思える存在が増えていることは、本当に嬉しく、誇らしいことです。
これからに向けて
この1年を通して、病児保育は医療の延長にあるものではなく、地域全体で子どもと家族を支える仕組みの一つだと強く感じました。
キッズケアHananeは、これからさらに進化していきます。
より安心して、より多くのご家族に利用していただける場所へ。
そして、子どもと家族の日常を支えられる存在であり続けられるように。
現在プロジェクト進行中です。改めてのリリースを楽しみにお待ちください。
今後ともたけうちファミリークリニックとキッズケアHananeをよろしくお願いいたします。
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